シーン 6 · 文法を、声で
数えられる? Countable or not
1場面
相談にのってくれた同僚に、翌日また会って
相手が言います
So, did my advice help?
2今日の一文
Thanks for the advice. It really helped.
/ˈθæŋks fɚ ði ədˈvaɪs · ɪt ˈrɪli ˈhɛlpt/ · THANKS · for · the · ad·VICE · it · REAL·ly · HELPED
アドバイス、ありがとう。本当に助かりました。
advice に s はつきません。もらった助言がいくつあっても、ひとつの「まとまり」として扱います。だから It で受けます。
まず一度、最後まで聞きましょう。
3なぜ、これで通じる?
日本語では、椅子も情報も同じように「三つ」と数えられます。英語は、ことばを輪郭があるものとまとまりの二つに分けていて、a や -s がつくのは輪郭があるほうだけです。物理の話ではなく、英語の文法上の約束。約束なら、覚えれば使えます。
4あなたの番
相手
So, did my advice help?
あなた
Thanks for the advice. It really helped.
押すと、点が三つ灯ります。そのあいだに声に出して返し、最後に見本と比べます。
5もう一度、同じ文
意味は隠してあります。声に出してから、開いてください。
Thanks for the advice. It really helped.
意味を見ないで、言ってみましょう。
意味を見る
アドバイス、ありがとう。本当に助かりました。
まだ時間があるなら、この文のまわり
輪郭か、まとまりか
英語を話す人は、ことばを見るとき無意識に二つに分けています。「ひとつ、ふたつ」と切れ目をつけられるものと、切れ目のない量として見るものです。
輪郭がある → 数える
椅子が三脚
a chairtwo chairsan ideaa trip
a がつく。ふたつ以上なら s がつく。
まとまり → 数えない
家具、という量
furnitureinformationbread
a も s もつかない。いつも単数のまま。
日本語では「情報が三つ」も「情報を三件」も自然です。英語ではそう言えません。ここは日本語の感覚と切り離して、英語の約束として覚えるところです。まとまりには、三つの合図があります。
ただし idea は、形がなくても数えます。「ひとつ、ふたつ」と区切れるからです。合図は目安。決め手は切れ目があるかどうかです。
「The news is good.」と is になるのはなぜでしょう。タップして確かめましょう。
はい、単数です。news の s は複数の s ではなく、ことばの一部です。知らせの「まとまり」なので、The news is good. と is で受けます。ひとつの知らせを取り出すなら a piece of news、ニュース記事ひとつなら a news story。合図③の仲間です。
仕分けてみる
12のことばを、二つの箱に入れてみましょう。ことばをタップして選び、入れたい箱をタップします。△でも大丈夫。理由を読めば、次は迷いません。
Sort · 仕分け
まず「information」。輪郭がある? それとも、まとまり?
パターン・ストーリーカード
このカードは、ルールの一覧ではなく、一文の絵です。
Pattern Story Card · No. 3
まとまりはひとつ
数えないことばは、いつも単数のまま。量は some / a lot of、ひとつ取り出すなら a piece of。
家具屋さんで「家具をひとつください」とは言いません。椅子を、机を、棚を買います。furniture は、店ぜんたいを指す大きな名前。英語では、こういう「まとまりの名前」に a も s もつけません。ひとつ取り出したいときは、ことばの前に器を置きます。a piece of furniture——数えるのは、器のほうです。
覚え方:まとまりには a も s もつけない。取り出すときは、器を数える。☕
器を置いて、取り出す
数えないことばでも、「ひとつ」「ふたつ」と言いたいときはあります。そのときは、ことばの前に器(うつわ)を置きます。a piece of、a cup of、a slice of——数えるのは器のほうです。
-
Can I give you a piece of advice?
/kən aɪ ˈɡɪv ju ə ˈpis əv ədˈvaɪs/ · a · PIECE · of · ad·VICE
ひとつ、助言してもいいですか。
-
I need two pieces of information.
/aɪ ˈnid ˈtu ˈpisɪz əv ˌɪnfɚˈmeɪʃən/ · TWO · PIEC·es · of · in·for·MA·tion
確認したいことが二つあります。
-
Can I get a cup of coffee?
/kən aɪ ˈɡɛt ə ˈkʌp əv ˈkɔfi/ · a · CUP · of · COF·fee
コーヒーを一杯いただけますか。
カフェのカウンターでは、器を省いて Two coffees, please. と言うのがふつうです。杯数を数えている、くだけた言い方。まちがいではありません。
器のことばに強さを置いて、聞いてみましょう。
Amount dial · 量のダイヤル
ことばa piece of advice
Let me give you a piece of advice.
ひとつ、助言させてください。
器は piece。advice はそのまま、単数です。
ことばと量を変えて、文を作ってみましょう。
many は数えることばに、much は数えないことばにつきます。How many chairs? · How much information? 迷ったら a lot of——どちらにも使えて、ふつうの文ではいちばん自然です。
今日のクエスト
できたものにチェック。全部でなくて大丈夫です。
- 12のことばを、見ないで「数える」「数えない」に分けられる
- 「Thanks for the advice.」を、画面を見ないで言える
- 今いる部屋のものを、ひとつ言える:a chair · a piece of furniture
6まとめと、次へ
ひとつ気づけたら、今日はそれで十分です。